ひっぱりうどん

「うどんは引っぱるものじゃない」そんなふうに考えていた時期が俺にもありました

ひっぱりうどん

あたしが「ひっぱりうどん」を知ったのは、研究室のときです。所属していた研究室では、年に何度か、みんなでテーブルを囲んで、ひっぱりうどんを食べる習慣のようなものがありました。あたしの大先輩にあたる山形出身の学生さんが、研究室にひっぱりうどんを伝来させたのが起源であると、先輩から聞かされた覚えがあります。


山形県内陸部、特に村山地方におけるうどんの食べ方の一つ。茹で上がったうどん(主に乾麺を用いる)を釜や鍋からすくい上げて、そのまま納豆やサバ缶などで作ったたれで食べる(かける・つける・絡める)スタイルのうどんである。
「ひっぱる」の意味は、釜からうどんを引っ張るから、納豆の糸をひくからなど諸説ある。地方によっては「ひきずりうどん」「ひっぱりあげうどん」「つっぱりうどん」などと呼ばれている。

ひっぱりうどん - Wikipedia

ひっぱりうどんの楽しみ方

好きなものを混ぜてたれを作って、そこにうどんを通して食べる感じです。今日のあたしは、以下の食材でたれを作りました。

  • 納豆
  • さばの水煮
  • 生卵
  • 海苔
  • 梅干し
  • めんつゆ
  • 刻みにんにく

基本スタイルはあるみたいですが、食べたいもの、合いそうなものを選んで入れちゃうのがよいと思います。研究室時代は「いかオクラ」というパックを試しに入れてみたら大当たりでした。今日も、いかとオクラを入れたかったのだけれど、スーパーで見つけられなかったのであきらめました。にんにくは、他の子たちと仲良くなれない感じだったので、次回は入れないでおこうと思いました。

うどんを食べ切ったあとは、余ったたれに白飯を投じて食べました。さしずめ、ひっぱりごはん、といったところです。自分好みのたれを作っているので、うどんに混ぜても、ごはんに混ぜても、おいしい。もぐもぐ。ごちそうさまでした!

梅

今週、梅干しをぱくぱくぱくぱく食べている。食べすぎると身体に悪かったりするかなって、少し心配しています。